認知症の分類について

 認知能力というのは、物事を理解し、判断したり、記憶したり、他の人と適切にやりとりをするという日常生活に欠くことの出来ない

 

能力です。この認知の能力が何かの原因により著しく障害されてしまった状態を認知症と言います。原因としては、脳の神経細胞が

変化したり、脱落して起こる状態、代表的なものとしてアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症があります。他に脳の血管の

障害によって起こる脳血管性認知症や、数は少ないですが脳の腫瘍、感染症、その他の体の病気によって起こる二次性の認知症が

あります。

 

 認知症も他の病気と同じように早期発見、早期治療やケアを行えば症状を軽くしたり進行を遅らせたりすることができます。しかし、

年をとれば誰でも経験する物忘れや勘違いと区別がつかなかったりすることや、他の人から認知症だと思われることが恥ずかしいと

思い、ついつい治療機関にかかることが遅くなり、より治療や介護が大変な状態になることも少なくありません。

 

 認知症の症状には知的能力の低下が直接現れる中心となる症状、つまり「中核症状」とそれに伴って出現する「周辺症状」が

あります。症状を的確に判断し対応することが必要ですが、それぞれ治療や対応の方法が異なってきます。