認知症にみられる症状 睡眠障害について

認知症に特によくみられる症状について説明いたします。

 睡眠の障害ですが、睡眠は認知症ではなくても年をとることに伴い変化してきます。

高齢者の睡眠は浅く、短くなる傾向があります。

そのために夜、途中で目が覚めてしまうと言うことも増えてきます。

早寝、早起き傾向になり、人によって昼寝やうたた寝が増えることもあります。

睡眠リズムの変化自体は大きな問題ではありませんが、介護が必要となっている場合、出来るだけ介護する人と生活リズムが

異ならないようにする工夫が必要です。

在宅でも夜間の介護は大変ですが、施設においても夜間は職員の数が少なくなるため、夜間の睡眠の確保は、

よりよいケアを受ける上でも重要なことといえます。

昼寝をしてしまうから夜間によく眠れないという場合、昼寝をしないような工夫が必要です。

何もやることがないから昼寝をしてしまうという場合などにはデイケア・デイサービスなどへ参加して、昼間の覚醒度を

高めると夜間にしっかり睡眠が出来ることが多いです。

 

注意が必要なのは夜眠るために安易に睡眠導入薬を使う場合です。

夜中に目が覚めてトイレなどに行く場合、ふらついて転倒することがあります。

また、睡眠導入薬が認知症の周辺症状である夜間せん妄を引き起こす場合がありますから、薬によって睡眠をコントロール

する場合は専門家に相談してください。


(これらのことは、一般的な症状や兆候に基づいて記載しております。

個別のケース、詳細は医師にご相談下さいませ)

 

次回は 6月上旬 up します